Month: 5月 2014

鹵獲の基本(3):良い鹵獲武将とは?

良い鹵獲武将とは、

  1. なるべく多くの資源を
  2. なるべく短時間で

取ってくる武将のことである。

当たり前ではあるが、1のためは攻撃力の高い武将、2のためには速度の高い武将が有利である。当然ながらレアリティ、コストの高い武将がスペックの点で有利であるが、初期スキルや必要となるTP等も考慮しなければならないため、単純な話にはならない。

攻撃力を取るか、速度を取るか

いろいろと検証した結果から述べると、攻撃力より速度の方が影響が大きい。厳密に言うと「速度1の違いが攻撃力いくつの違いに相当するか」という話になるが、感覚的には速度1の違いが攻撃力20の違いに相当する感じだ。

例えば初期状態の攻撃300速度13の武将Aと、攻撃280速度14の武将Bのどちらが鹵獲武将として優秀であろうか。コストとスキル構成は同じとする。

速度を揃えた場合、例えばLv300まで育てて速度を100にした場合、

武将A:攻撃 26864
武将B:攻撃 26284

となる。わずかに武将Aが攻撃力が高くなるので、より多くの資源を取りに出すことができる。
この場合は速度を揃えたので、「時間効率」は武将A、Bとも同じであることに注意。

逆に攻撃を揃えた場合、例えばLv300まで育てて攻撃を25000にした場合、

武将A:速度 110.3
武将B:速度 108.1

攻撃力が同じなので、取ってこれる資源は同じ。速度の速い分武将Aが時間効率が良い。ただし、速度差は2ほどであり、わずかである。
上記より、武将Aの方が武将Bより鹵獲武将として優れていると結論付けられるが、その差はわずかである。
ほぼ能力的に同じとすると、速度1の差が大体攻撃力20の差に相当することになる。
攻撃力10や15くらいの差なら、速度が1でも大きい武将を選んだ方が良いだろう。

ちなみに上記のような比較において、攻撃力が高くなればなるほど、速度の重要性が高まる。
上記の武将A、Bの例では初期攻撃力は300前後であったが、これが400前後になると、速度1の差は攻撃力20以上の差に相当する(計算は割愛)。

初期スキル

鹵獲武将の適性を考えるにあたり、初期スキル構成も重要なファクターとなる。

1.初期スキルが鹵獲スキルと全く関係ない場合

鹵獲の効率はパッシブスキルの有無によって大きく変わってくる。初期スキルがパッシブでもなく、鹵獲スキルでもなく、鹵獲スキルの前提スキルでもない場合、初期スキルは鹵獲の観点からは無駄となる。

その場合、2枠しか鹵獲用に使えないので、

1枠目:鹵獲と無関係なスキル
2枠目:鹵獲スキル(猛将の鹵獲、迅速劫略等)
3枠目:パッシブスキル(●●の進攻等)

というスキル構成となる。鹵獲スキルは隠しで付与することが多く、その場合3枠目のパッシブは成功確率15%で付与に挑戦しなければならない。闘将の極意等、素材が高いスキルの付与には莫大なTPがかかってしまい、(廃の方を除いては)現実的でない。そもそも隠しでしか付与できない鬼神の極意等はこの場合、付与できない。

2.初期スキルが鹵獲スキルの隠し前提スキルの場合

万夫不当等、鹵獲スキルの隠し前提スキルの場合は、空いている2枠を利用して高級パッシブ付与した後、3枠目に鹵獲スキルを付与できるので、1の場合より強力なパッシブを付与しやすく、有利である。R呂布(万夫不当)がこのカテゴリーでは最適。万夫不当は闘将の極意の前提スキルでもあるので、先に猛将の鹵獲を付けることもできる。

3.初期スキルが鹵獲スキル、パッシブスキルの場合

このタイプの武将は、鹵獲スキル+パッシブスキル2つでスキル3枠をフルに活用することができるので、最も鹵獲に向いている武将と言える。高レアリティのものはTP的に育成が大変ではあるが、優先的に鹵獲武将として育成したい。

手軽なのはUCの進攻持ちや速攻持ちシリーズ。続いてRの強攻持ちシリーズであろう。

SRまで選択肢を広げると猛攻持ちシリーズが性能的に申し分ない。IN率が高くない人は出兵回数で稼げないので、少々無理をしてもこのクラスの武将を選択し、1回あたりの獲得資源量を高める方が効率が良いであろう。

UR劉備・諸葛は別格で、武将Lvを上げるだけで使える。というか他の武将と比較してずば抜けた性能を持つ。その分必要なTPもずば抜けているが、それだけの価値はあるので少々無理をしてでも入手したい。2枚、3枚と揃えるのも、名前被りのデメリット以上にメリットがある。